インフラエンジニアに限らず、キャリアパスを考える総仕上げとして、どこに就職・転職をするのか。どういう仕事をしたいか、どういうポストに付いておきたいかという将来のビジョンを明確にしておく必要があります。
言葉で言うのは簡単な事なのですが、それをしっかりと考えておかないと、そこに辿り着くまでの計画すら建てられなくなってきます。
もちろん、凝り固まってしまうのも問題です。柔軟な発想での対応が出来ず、マニュアル人間と言われてしまうこともあるからです。
なので、フラットではいいのですが、しっかりとイメージを持っておくのが一番いいです。
そのイメージというのは、就職してからどういう仕事をしていくのかということと、その仕事を辞める時のイメージと、転職する際のイメージなどを持っておく必要があります。
これをパターンに押しはめてしまうと、身動きが取りづらくなってしまうので、あくまでもこうなったらどうしようなどを考えておくだけで構いません。
なぜこの3つが必要かというと、必ずしも自分が望む状況になるのは、宝くじに当たるよりも難しいことだからです。
順風満帆に思えても、なにかしらのストレスや人間関係など、100%ではありませんよね。
もしも100%にしていきたいと思うのであれば、それ相応の努力をする必要がありますが、自分のイメージで80%の状態であるならば、なんとかなるはずですが、30%を100%にするのはとても大変なことで、それならば一縷の可能性にかけて、50%の職場を探してみることも一つの手段だからです。
だからこそ、就職してからのイメージ、辞めるイメージ、転職のイメージは、最低でも1つのケースを考えておくことをオススメします。
もちろんケースが多ければ、柔軟な対応をすることが出来ますので、色々なケースも考えておいて損はありませんし、ケースが多ければ多いほど100%に近づけていくのは簡単になっていくからです。